第88回じこまんセンバツ高校野球ユニフォーム大会~大会第2日目♡
本当の大会はもう準々決勝が終わりベスト4が出そろいましたが、じこまんユニフォーム大会はまだ2日目です♡
それでは大会第2日目!
第一試合
●釜石ー小豆島 21世紀対決 (試合は2-1で釜石の勝利)
釜石高校 純白のユニフォームに紫で「KAMAISHI」の文字。アンダーシャツ・ストッキング・帽子も全て紫で統一。ストッキングにはオレンジのライン。比較的イマドキなユニフォームですね。
一方の小豆島高校 アイボリーホワイトに、縦書きで「小豆島」。帽子もアンダーシャツもストッキングも全て黒。ストッキングにラインすら無い、これ以上シンプルに出来ないくらいシンプルなユニフォーム。真面目で実直。
結果は・・・
釜石1ー5小豆島 ※あくまでユニフォーム対決の話です。
私の好みを知ってる人(この記事★を読んでくれた人)は、結果を聞かずとも小豆島の勝利を確信していたでしょう。
釜石も頑張りましたよ。9回に気迫のヘッスラでセーフになったランナーが、アルプスの大声援に後押しされ意地の1点をもぎ取りました。
でもなんてったって小豆島高校は、私の好み「縦書き・漢字・シンプル」ど真ん中な柳川スタイル!!一つだけ惜しいのは小豆島の文字が真面目すぎる事(これが9回の1失点)。この文字が柳川式に行書体だったり、或いはあずき色かオリーブカラーの渋めの縁取りでもあれば100点です。
ただ、ともすればシンプルすぎて「真面目」一辺倒なこのユニフォームですが、小豆島高校の選手たちは見事に「いい感じ」に着こなしています!
その理由は・・
分かりますよね?
「髪型が自由」!!小豆島高校は坊主じゃなくてもOKルールがあるのです。坊主の子もいましたが、大体みんなさわやかに髪の毛を伸ばしてました。
坊主だとほんとに真面目になりすぎるところが、髪型のおかげで、このシンプルなユニフォームの魅力が更に引き立ちます!!!逆に言えば、この髪型で釜石系のイマドキユニフォームだとちょっと弱く見えちゃうかも。
そういえば!!今気づいたけど、私のNo.1ユニフォーム柳川高校も、坊主じゃない!!
シンプルな柳川スタイルのユニフォームには髪型自由がちょうどいいのかも♡
もしかしたら、小豆島の選手的には「うちのユニフォーム地味じゃね?」みたいに思ってるかもしれませんが、自信持って!!かなりかっこいいから!!統合して新しくなる学校でも流行りに流され派手にするのではなく、是非このシンプルの極みデザインを残してもらいたいものです。
続いて第二試合
●明徳義塾VS龍谷大平安 (試合は1-7で龍谷大平安の勝利)
強豪・伝統校対決 です。
まずは龍谷大平安高校。これぞ伝統のユニ。青みさえある純白のユニフォームに、大きさのそろったローマ字で「HEIAN」の文字。紺のアンダーシャツに紺の帽子にHの文字。出身者の誰もが誇りを持ち、京都の野球少年が皆憧れる(多分)ユニフォーム。
対するは明徳義塾高校。太平洋を表すという濃紺のストライプに、存在感のある「明徳」の文字。このユニフォームを見るだけでちょっとビビります。
結果は・・
龍谷大平安4-5明徳義塾 ※あくまでユニフォーム対決の話です。
さすが強豪対決。面白い試合してくれます。
決勝打はやっぱり「明徳」の漢字の文字。バッターボックスであんな気合いの入った力強い文字で睨みつけられたら、さすがのHEIAN投手もビビる事でしょう。「明徳ユニこえぇ~!戦前あんなイカツイやつおらんかったで!」と。
明徳の帽子のMは「あれ?千葉ロッテマリーンズじゃね?」との声も聞こえますが、気のせいです。
ちなみに、龍谷大平安の選手はなぜかユニフォームを少しダボっと着ている印象が。近年は大阪桐蔭や敦賀気比に見られるように、ガタイの良い体にぴったりのユニフォームを着てムチっと更にガタイよく!っていうのが流行っている気がしますが、龍谷大平安はそういう事はしてません(多分)。
原田監督が一番こだわってそうな気がします。伝統への誇りの表れでしょうか。
あまりに高すぎる誇りが敗因の一つだったかもしれません・・。
第三試合
●八戸学院光星VS開星 (試合は6-2で八戸学院光星が勝利)
アイボリーホワイトベースに、紺地に黄色の縁取りで「KOSEI」の文字。帽子は紺にえんじのツバ。映ってませんがストッキングとソックスも紺*えんじ。当初は帽子の配色のせいで「ちょっとボーイズっぽい?」と思ってたユニフォームも、甲子園3期連続準優勝の経験もあって、かなり迫力が出てきた八戸学院光星ユニ。
ちなみに我らが滋賀県の誇りでもある甲西高校もローマ字で「KOSEI」の文字ですが、もはや30年あまりも前の事。今や「KOSEI」と言えば八戸学院光星ですね・・
対する開星高校。タテジマに、大きく「開星」の文字に特徴ある深緑のストッキング。もっとも注目してほしいのが、帽子のマーク。「開」の中に☆マークがあるというステキなデザイン。
結果は・・・
八戸学院光星2-10開星 ※あくまでユニフォーム対決の話です。
八戸学院光星も頑張りました。でも相手が悪かった!開星の帽子のデザインには残念だけど勝てないわ!
だって開星の帽子のロゴは・・あの!!山陰のピカソと呼ばれた開星高校前監督、野々村直通氏(知らない方は下記参照)デザインなのだからー!!!
風貌はやくざ。抽選会には親分みたいなシルバーの紋付き袴やら真っ白なスーツやらで参加、球場でもどこでも薄茶のサングラス。多分パンチパーマ。
それなのに、高校では美術教師。警察の似顔絵捜査班?に似顔絵の指導をしたこともあるらしい。選手が卒業する時には似顔絵(かなりの出来栄え)とメッセージを添えた色紙をプレゼント。
「末代までの恥」発言で物議を醸したけれど、私には分かる。絶対にいい人!いい先生!この本読んでみてください。
今ではもう監督を退かれていますが、あの入場行進★を見る限り、野々村イズムは脈々と受け継がれていると思います。
ちなみに、今は松江市内で似顔絵ギャラリーを開かれているとか・・!調べたらホームページまであったー!
え!?行こうかな?野々村さんに、山陰のピカソに会えるなら島根まで行こうかなーっ!!!
あ、ユニフォームの話から完全に野々村さんの話になってしましましたが、
というわけで、開星高校が帽子の力で圧勝。
じこまんセンバツユニフォーム大会・大会第2日目は、ご覧の通り、小豆島・明徳義塾・開星高校が2回戦進出を決めました~♡※あくまでユニフォーム対決の話です。
それでは、大会第3日目をお楽しみに~♡
※写真はネットで拾ってきました。問題あったら申し訳ありません!!
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